- 胃カメラをしても異常がないのに胃痛がある
- 胃薬を飲んでも一向に良くならない
- 外食するのが怖くなる
- 胃の痛みが原因で知人とご飯にいけない
- 食後すぐに胃が張る
上記でお悩みの方はいませんか?
胃が痛いから胃を検査するのは当たり前ですが、原因が見つからないと「機能性ディスペプシア」と診断され、胃薬を処方されて終わりという方も多いと思います。
しかし、薬を飲んでも一向に改善されない場合は、飲むことを一旦見直すべきです。
これはなぜかと言うと、胃薬のほとんどは胃酸を抑える薬なので消化不良を引き起こす可能性が高いですし、そもそも薬の影響で胃壁を傷つけているケースがあるから。
とはいえ、「病院からは薬を処方されるし、飲まなくても改善する方法があるの?」そう思う方も多いと思います。
そこで今回は東洋医学の観点から胃痛(機能性ディスペプシア)を改善する方法を徹底解説していきますので、お悩みの方はぜひ最後までご覧ください!
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薬を飲んでも治らない胃痛の原因
当院に来られる方の原因をまとめると以下のとおり。
- 胃の筋肉が緊張
- 便秘による胃の圧迫
- 猫背や背中のコリ
- 呑気症でガス溜まり
- 逆流性食道炎
- 後鼻漏による消化不良
上記の通りです。
それぞれ解説していきますね。
胃の筋肉が緊張
胃も筋肉(平滑筋)で構成されているので、筋肉が緊張すれば胃の働きが落ちてしまいます。
特に消化器系は自律神経により支配されているので、過度な緊張状態(交感神経優位)になると胃の筋肉が緊張してしまうわけです。
便秘による胃の圧迫
胃と腸は互いに影響を受ける臓腑です。
便秘で腸がパンパンになると、下からの圧が胃にも加わってしまい胃痛の原因となります。
猫背や背中のコリ
胃の不調がある方は必ずといっていいほど猫背や背中のコリがあります。
猫背により胃が圧迫されたり、背中のコリが原因で横隔膜(呼吸に関係する膜)が動かなくなり胃痛を引き起こす方も多いです。
呑気症でガス溜まり
呑気症とは大量の空気を飲み込むことで胃腸に空気(ガス)が溜まる症状を言います。
ガス溜まりのせいで胃が張ってしまい胃の不調を引き起こすわけです。
逆流性食道炎
そもそも胃が痛いわけでなく、逆流性食道炎で胸やけを引き起こしている方もいます。
食道の炎症は胃痛と勘違いするケースもありますので見極めが大切です。
胸が焼ける感じ、声のかすれ、喉の違和感、酸っぱいものが上がってくる感じがあれば、逆流性食道炎の可能性が高くなります。
後鼻漏による消化不良
後鼻漏とは鼻水が喉に垂れる症状を言います。
アレルギー性鼻炎や上咽頭炎が引き金となり慢性化している方も多いですね。
後鼻漏により鼻水を飲み込んでしまうと、消化不良を引き起こして胃痛に繋がってしまいます。
胃痛を改善するセルフケア
前述のとおり原因は様々ですが、まずは以下のセルフケアを試してほしいです。
- 辛いものやアルコールを控える
- 冷たい物の摂取をなるべく減らす
- 背伸びをする
- 脇腹〜肋骨周りをほぐす
- みぞおちと臍の間、臍横を温める
- 水分の過剰摂取をやめる
- 鎖骨下と胸前を伸ばす
Xにセルフケアの詳細をまとめているので参考にしてください。
「胃カメラをしても異常がないの胃の不調を感じる」結構多い相談のひとつです。
胃が痛いから胃を検査するのは当たり前ですが、実は胃に問題がないケースもあります。… pic.twitter.com/nPUPZ1zp2u
— 久保和也│押上クボ鍼灸院 (@kubo_tubo) December 23, 2023
それでも胃痛が良くならない場合は?
どんなにセルフケアを頑張っても自力で解消できない胃痛もあります。
例えば、後鼻漏や逆流性食道炎、慢性的な便秘やお腹の張りが酷いケースです。
虫歯になったら歯医者にいくように、歯磨きではどうしようもないケースもありますよね。
それと同じことが言えるわけです。
胃の不調があると不安になる方も多いと思いますが、胃以外に問題ある場合は原因を取り除けば改善できます。
もしあなたが中々改善しない胃痛でお悩みなら、東洋医学の鍼灸治療を受けてみてください。
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