- 「技術はあるのに、予約表が埋まらない…」
- 「集客やマーケティングという言葉に、どこか抵抗がある」
もしあなたがそう感じているなら、あえて厳しいことを言わせてください。
集客を甘く見てはいけません。そして、集客から逃げてはいけません。
今回は、私が日々多くの鍼灸師や学生の方と対話する中で感じる「集客への危機感」、そしてその先にある「鍼灸師の社会的地位向上」への想いを綴ります。
どんなに腕が良くても、集客できなければ「ゼロ」と同じ
鍼灸学生の方や、これから開業を控えている方、すでに開業している方。
立場は違えど、共通して言えることがあります。それは、「目の前のベッドに患者さんが寝てくれなければ、あなたの技術は存在しないのと同じ」ということです。
どれだけ素晴らしい人柄で、どんなに熱い想いを持っていても、集客できなければ院は潰れます。
そして何より、あなたが救いたいと思っている人に、あなたの治療を届けることができません。
集客とは、単なる「金儲け」の手段ではありません。
「自分が救えると信じる人に、自分を見つけてもらうための責任」なのです。
資本力のある大手と、どう戦うか?
今の時代、チェーン展開する整骨院や大手整体院は、数億・数十億という資金を投じて広告を打ち、認知を広げています。
私たちのような小規模な個人鍼灸院が、同じ土俵で「お金」だけで戦おうとするのは無謀です。
では、どうすればいいのか? それは、「集客の蛇口」をコツコツと増やし、磨き上げることです。
「集客の蛇口」をいくつ持っていますか?
集客を「お風呂」に例えてみましょう。
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蛇口: SNS、ホームページ、ブログ、チラシ、紹介、Googleマップ対策、ポータルサイトなど。
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水: 患者さん(アクセス)。
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栓(ふた): あなたの技術、人柄、院のコンセプト。
まずは、水が出る「蛇口」を自分の中に何個作れるかです。
「SNSを1回更新したから」「ホームページを作ったから」で満足していませんか?
1つ1つの蛇口から水が出るまでには、相当な努力と時間が必要です。
効率よくやる方法はありますが、最後にモノを言うのは、あなたがどれだけ集客という仕事に向き合い、時間を割いたかという「基準値」の高さです。
幸せな鍼灸院経営、その「根っこ」にあるもの
私がここまで熱く「集客から逃げるな」と言うのには理由があります。
それは、私自身が鍼灸師という職業に誇りを持ち、この業界の未来を信じているからです。
先日、次女の保育園の卒園式がありました。 将来の夢を発表する場で、娘は大きな声でこう言ってくれました。
「将来は、パティシエと鍼灸師になりたいです!」
妻がパティシエなのでその影響もありますが、私の背中を見て「鍼灸師になりたい」と思ってくれたことが、何よりも嬉しかった。
子供たちが「パパ(ママ)のような鍼灸師になりたい」と夢を語れる世界を作る。
そのためには、まず私たち現役の鍼灸師が、経済的にも精神的にも自立し、幸せな経営をしていなければなりません。
病院で治らない症状を救い、地域に貢献し、「鍼灸っていいよね」と言われる存在になる。その第一歩が、集客から逃げずに、自分を必要としている人に届ける努力をすることなのです。
まとめ:最後は「人」のエネルギーが届く
集客はテクニックだけではありません。 あなたがどんな想いで発信し、どんな姿勢で患者さんを待っているのか。
その熱量は、必ず画面越し、紙面越しに「周波数」として伝わります。
お金や効率だけで動いている大手には、個人の熱量には絶対に勝てません。
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まずは行動すること。
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行動した結果を分析し、改善すること。
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そして、何より諦めずにコツコツ続けること。
集客という言葉を怖がらず、あなたの想いをどんどん世の中に出していきましょう。あなたが動けば、必ずそれを待っている人が現れます。
一緒に、夢のある鍼灸界を作っていきましょう!
